お互い連絡しない関係に甘えると、自然消滅してしまう

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恋愛の、「自然消滅」はなぜ起こるのでしょうか。

 

特に多い原因としてよく聞かれるのが、お互いが多忙で連絡しない状態が続いた、遠距離恋愛だった、の2つです。

 

この場合は、特にお互い嫌いになった等の、決定的な大きな理由が無いことが多いです。

 

最初は好きになってお付き合いを始めても、時間の経過で感情や環境が変化します。

 

お互いに学業や仕事で多忙になり、連絡しない状態が長くなり、恋人の優先順位が低くなってしまいます。

 

その状況の中で、あの人なら大丈夫、自分をわかってくれている、と甘えて連絡しないでいると、気が付いたら自然消滅していた、となる訳です。

 

次第に会わなくなる、連絡しなくなるとお互いの心と関係が疎遠になります。

 

人は、自身の日常の中で、接触する回数と時間で、相手への親近感や親密さを深めます。

 

同じクラス、同じ職場等の定期的に会う状況がない場合、自分から連絡しないと、相手を思い出す機会は自然と減ってゆきます。

 

相手に会わない、連絡しないことが日常となってしまうのです。

 

そして、更に身を置いている環境や人間関係の中で、別の人を好きになってしまう、というパターンも多いです。

 

連絡しないと、お互いの状況もわかりません。

 

こうして関係が自然消滅へと向かってしまいます。

 

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恋人と疎遠になりつつあるが、自然消滅する前に何とか状況を打破したい、と考える場合。

 

対処方法としては、まずは、電話を何度もかけないこと、何故返信をくれないのかと責めるようなメッセージを送らないことです。

 

そして、連絡しないことに対して怒っていないこと、忙しいなら体に気をつけてと相手を労うこと、一言でいいので連絡が欲しいことを、時間をおいて伝えます。

 

ただ、焦って自然消滅は嫌、関係を続けたいと縋るような言葉はあまり強引に伝えない方が良いでしょう。

 

反応がなくても、2、3日は日をおいてみましょう。

 

それでも連絡が取れない、返信がとても遅い場合は、残念ながら今後の関係の改善は難しいことが殆どです。

 

関係を維持したいと思うならば、忙しくて連絡しなくてごめんなさい、の一言でもあるはずです。

 

それもないということは、相手の心はもう離れてしまっているのです。

 

はっきりと別れを切り出さないのは、言うことで責められる、もしくは相手を悲しませるのが怖くて言えないパターンが多く、このまま自然消滅に持っていきたい、という意思です。

 

特に社会人になると、恋愛は、連絡を取り合い、定期的に会う努力をお互いにしないと継続は難しいです。

 

忙しくても少しずつ歩み寄り、お互いに相手に甘えず、コミュニケーションを取ろうという姿勢を見せること。

 

小さなことの積み重ねが、自然消滅を回避し、関係を深め、維持してくれるのです。

 

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